色んなものが作れる3Dプリントですが、3Dプリンターでは作れないのが、折り紙構造のモノ。 インジェクション成形や鋳造などが3Dプリントでイニシャルコストをかけずに小ロット対応可能な製品づくりを実現できていますが、折り紙のように組み立てることで製品化できる商品は3Dプリンターでもインジェクションや鋳造でも作れないモノです。 樹脂シートを型で抜いて、折って組み立てることで実用性のある製品を世の中に出していきたいと開発を続け、第一弾として『iPag』を製品化しました。 組立工程が複雑なため、製品化しましたが作るのに手間がかかりコストが高くなってしまいました。 組立工賃をフリーにして、お客様が折って組み立てる製品として「自分で組み立てるパーツキット」を販売することにしました。 組立て方、分解の仕方を紹介したPDFをダウンロードできるようにしました。 このようなパーツを折って組み立てることで完成する『iPag』は、部品が取替え可能であることが特長です。 ノートPCを収納したiPagをカバンに入れて、カバンごと落下させてしまった時、iPagのプラスチック・フレームが車のバンパーのように機能しパーツが破損や変形することで衝撃力を吸収します。 一度破損してしまった部品は耐衝撃機能が無くなってしまうので、部品だけ交換することで再び耐衝撃機能を復活させ使用できるように部品だけ販売もはじめました。また、自分で分解・修理が面倒な方には修理依頼を部品代と送料だけでできるようにしました。 壊れたら捨てるのではなく、破損した部品だけ交換して永く使える商品を世の中に出すという姿勢を持った製品です。 軽さ、薄さは持ち運びの負担を軽減し、耐衝撃性能で安心してタブレットやノートPCを持ち運べる、こんな理想から製品化した商品です。
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7 月 2022
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